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株式投資

各国の経済成長率(GDP)と株価の関係

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今日は、株価と経済成長率の関係について記事を書こうと思います。

経済成長率は、GDPという指標の成長率で表されます。
きわめて単純化した説明をすると、GDPは国の生産量を表す指標です。

生産量と株価は、まず関係ありそうだと考える人が多いと思います。
私もその一人です。

実際に日本は、主に少子高齢化のためか、GDPがバブル崩壊後からほとんど成長できていません。
そして、実際に過去20年の日本株のパフォーマンスは、0.786%です。

GDPが成長していない日本がこのような株のパフォーマンスであること、経済成長率の高い米国の株式のパフォーマンスがある程度高いことを考えると、GDPが株式投資のパフォーマンスと相関があると考えてもおかしくないと思います。

では、実際にはどうなのでしょうか、検証したいと思います。

 

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各国の経済(GDP)成長率

<米ドル建てGDPの推移>

上記のグラフが、1980年から2022年までの米ドル建ての各国のGDPの推移(IMFの予測含む)です。やはり、米国と中国が抜きん出いています。

ドイツは、2016年からその他の国は2017年から値がIMFの予測値になっています。(2017年推計)

3位以降のグループを細かく見ると、日本以外の国は緩やかに右肩上がりですが、日本は1995年からはほぼ横ばいです。(逆にいうと95年までは急成長しています。)

では、1980年から2022年までのIMF予測を含む米ドル建ての成長率はどの程度でしょうか?
下記にまとめました。

米国   5.04%
中国   9.90%
日本   3.76%
ドイツ  3.62%
イギリス 3.71%
フランス 3.27%

中国が抜きん出ていますが、米国もすごいですね。
3位以下グループは、ともに3%台の年平均成長率となっています。

各国のパフォーマンス推移

ここまで、GDPのドル建ての成長率を見てきましたが、では各国の株式投資のパフォーマンスはどうでしょうか。

株価リターンは、GDPの成長率の期間と若干異なる1969年末スタートのデータを見つけたので、そちらを掲載いたします。
なお、数値はMSCIの各国指数から取得しています。

米国   9.5%
中国   10.2%
日本   5.2%
ドイツ  8.0%
イギリス 12.4%
フランス 9.5%

いかがでしょうか?イギリスがトップで中国が2位、次いで米国が3位となりました。

もちろん、GDPの成長率のグラフと期間が違うので厳密ではないかもしれません。
しかし、GDP成長率ほど中国の株価のパフォーマンスは高く無いですし、イギリスのパフォーマンスはGDP成長率とは大きくかけ離れています。

経済規模の大きい国のみの比較となりましたが、この結果を見ても、GDPと株価のリターンはさほど関係が無い、あるいは、相関があるとも無いとも言えないように見えます。

日本と比べて欧米のリターンが高いのは、資本主義が根付いているからという説明もされることがありますが、それでは共産主義の中国のパフォーマンスが高いことの説明がつきません。

我々の思っているよりも株価の決定要因はさまざまな尺度が絡んでいるのかもしれません。
いずれ、別の尺度で株価の決定要因を探ってみようと思いますが、今日はこの辺にします。

少なくとも、GDP成長率と株価リターンはそこまで強い相関は無いという結論で普通の投資家は考えて問題なさそうです。

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